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「木と暮らすって、こんなに気持ちいいんだね」——家族のペースで育っていく、平屋の住まい。

施工地域
高崎市
竣工年月
  • 「静かにしてね」が増えていった頃、家づくりを考え始めました。

    「静かにしてね」が増えていった頃、家づくりを考え始めました。

    ご主人:
    二人目が生まれて、上の子の小学校入学が近づいてきた頃、
    「そろそろ家のことを考えたほうがいいかもしれない」と思うようになりました。

    アパートでは、子どもが走るたびに床が響いてしまって、
    そのたびに「静かにしてね」と注意する毎日で。
    言いながらどこか申し訳なくて、
    このまま同じ環境で暮らすイメージが持てなくなっていきました。

    子どもたちがもっとのびのび過ごせて、
    大人も気持ちよく生活できる家がほしい。
    そんな思いが家づくりの大きなきっかけになりました。

  • 家に入った瞬間の“木の香り”。決め手はこれなんです。

    家に入った瞬間の“木の香り”。決め手はこれなんです。

    奥さま:
    大進建設さんの家を初めて訪れたとき、
    ドアを開けた瞬間にふわっと広がった木の香りが、とても印象に残っていて。

    「新築の匂い」ではなく、木そのもののやわらかさがあって、
    空気がすっと落ち着くような感じがしました。
    長く住む家なら、こんな空気の中で暮らしたい、と思ったんです。

    ご主人:
    家の雰囲気も、素材をていねいに扱ってつくっている印象があって、
    その“安心感”のようなものが心に残りました。
    お願いするなら、ここがいいなと思いましたね。

  • 「落ち着いて暮らせる家」を考えたら、自然と平屋がしっくりきました。

    「落ち着いて暮らせる家」を考えたら、自然と平屋がしっくりきました。

    ご主人:
    敷地やまわりの環境を考えると、平屋の暮らしが自然と候補になりました。
    階段がないので動きやすく、どこにいても家族の気配が感じられる。
    将来のことを考えても、無理のないかたちだと感じたんです。

    内装は“長く住んでも飽きない色”を意識して、木をベースにまとめてもらいました。

    奥さま:
    帰ってきたときにホッとできることを大切にしたかったので、
    派手さではなく“落ち着き”を優先しました。
    そのイメージに沿って一緒に考えてくださったのがありがたかったです。

  • 畳と木格子。気づくとリビングに家族が集まる“真ん中”に。

    畳と木格子。気づくとリビングに家族が集まる“真ん中”に。

    奥さま:
    リビングの中央に畳スペースをつくったのですが、
    ここは本当に出番が多くて、家族が自然と集まる場所になっています。

    子どもはそこでお昼寝をしたり、宿題をしたり、
    私は洗濯物を畳んだり。
    とりあえず座れる場所があると、自然と人が集まるんですね。

    ご主人:
    木格子もこだわりがあって、
    太さや雰囲気について細かく相談させてもらったんです。
    職人さんがしっかり応えてくれて、
    完成した姿を見たときは「これ、いいな」としみじみ思いました。

  • ダイニングテーブルはDIY。木の家だから、自分でつくったものも馴染む。

    ダイニングテーブルはDIY。木の家だから、自分でつくったものも馴染む。

    ご主人:
    ちょっと自慢なんですが(笑)、
    キッチン横のダイニングテーブルと椅子は、僕がDIYしました。

    家の木の色味に合わせて素材を選んで、
    形にしていく作業は大変でしたが、
    出来上がった姿を見たら思った以上に馴染んでくれて、嬉しくなりました。

    奥さま:
    最初に見たときは「え、本当に手作り?」というくらいきれいで、驚きました。

  • ぐるっと回れる動線とウッドデッキ。

    ぐるっと回れる動線とウッドデッキ。

    奥さま:
    家事も休日も、思った以上にラクになりました。
    それに、キッチンからカーテン越しに見える庭の景色が好きで、
    朝の光が入ると気持ちがすっと整います。

    ご主人:
    ウッドデッキもよく使います。
    休みの日にコーヒーを飲んだり、子どもとシャボン玉をしたり、
    夕方に外を眺めてぼんやりすることも多いですね。
    “もうひとつのリビング”のように自然と使える場所です。

    寝室からファミリークローゼットにつながる動線も便利で、
    リビングを通らずに洗面へ向かえるのは、朝の支度がだいぶラクになりました。

    奥さま:
    玄関横の収納は、外で使うものを置いておけるので本当に助かっています。
    車までの動線もスムーズになりました。

  • 住んでわかることもあって、それも家と一緒に育っていく感覚があります。

    住んでわかることもあって、それも家と一緒に育っていく感覚があります。

    ご主人:
    大きな一体空間は気持ちいい反面、
    テレビの音が届きにくいところもあります。

    子どもが思いきり走ると響く日もあって(笑)、
    でも今は、そういう部分も含めて“この家らしさ”だと思えるようになってきました。

    奥さま:
    キッチンは少し区切ってもよかったかな、と感じることもあります。
    収納も機能性を考えて既製品にしましたが、「造作でも良かったかも」と思う時があって、
    住んでみて初めて気づくことはやっぱりありますね。

  • 特別なことがなくても、“いつもの時間”が少しだけ充足感に満ちた心地よい家です。

    特別なことがなくても、“いつもの時間”が少しだけ充足感に満ちた心地よい家です。

    奥さま:
    木に囲まれて過ごすと、気持ちがやわらかくなるように思います。

    ご主人:
    子どもが「ただいま」と帰ってきて、
    畳にランドセルを置いてそのまま遊び始める姿を見ると、
    ああ、この家でよかったなと感じます。

    特別じゃない日が、少しだけ良い日に思える。
    そんなふうに過ごせる家になっています。