自然素材=高級、というイメージはどこから来たのか
自然素材という言葉から、
多くの方が思い浮かべるのは、
・無垢の床
・塗り壁
・木の香り
・手仕事感のある仕上げ
こうしたイメージではないでしょうか。
確かに、
素材単体で見ると、
工業製品より価格が高いものもあります。
ただし、
ここで見落とされがちなのが、
「自然素材をどう使うか」
「どこに使うか」
「何を目的に使うか」
という設計の視点です。
自然素材は、
全部を自然素材にしなければならないものではありません。
必要な場所に、必要な分だけ使う。
この考え方が抜け落ちると、
自然素材=贅沢、というイメージが先行してしまいます。
伊勢崎市の気候と「素材」の関係
伊勢崎市は、
・夏は非常に暑い
・日射が強い
・冬は北西風が冷たい
・季節ごとの寒暖差が大きい
という特徴を持つ地域です。
この環境下では、
室内の「温度」だけでなく、
「体感」が住み心地を左右します。
例えば、
・同じ室温でも、床が冷たく感じる
・空気が乾燥して喉が痛い
・夏にベタつきを感じる
こうした感覚は、
数値では説明しきれません。
無垢材や自然素材は、
・触れたときの温度感
・湿度の調整
・音の響き方
といった部分に影響します。
これは、
伊勢崎市のように
夏冬ともに厳しい地域だからこそ、
じわじわ効いてくる要素です。
自然素材は「性能」と対立するものではない
自然素材というと、
「性能面が弱いのでは?」
という不安を持たれることがあります。
しかし、
自然素材と住宅性能は、
対立するものではありません。
断熱・気密・換気といった
住宅性能の土台をしっかり整えた上で、
・床
・壁
・天井
・触れる場所
に自然素材をどう組み合わせるか。
このバランスが重要です。
性能を無視して自然素材を使うと、
確かに快適性は下がります。
逆に、
性能を理解した上で自然素材を使うと、
数値以上の快適さが生まれます。
大切なのは、
素材単体ではなく、
設計全体でどう成立させるか、です。
自然素材が「暮らし」に与える影響
自然素材の価値は、
完成直後よりも、
暮らし始めてから見えてきます。
・素足で歩いたときの感覚
・朝晩の空気の違い
・時間帯で変わる光の表情
・家に帰ったときの落ち着き
これらは、
カタログや写真では伝わりません。
「なんとなく心地いい」
「理由は分からないけど落ち着く」
こうした感覚の積み重ねが、
住み心地をつくっていきます。
自然素材は、
暮らしの中で“主張する存在”ではなく、
気づかないうちに支えている存在です。
自然素材が向いている人・向いていない人
すべての人に
自然素材が合うとは限りません。
例えば、
・均一な見た目を好む
・経年変化をストレスに感じる
・掃除や手入れを極力減らしたい
こうした価値観の方には、
工業製品の方が合う場合もあります。
一方で、
・時間の経過を楽しみたい
・素材の表情を大切にしたい
・触れる感覚を重視したい
という方にとって、
自然素材は暮らしの質を高めてくれます。
自然素材は、
「良い・悪い」ではなく、
「合う・合わない」で考えるべき選択肢です。
自然素材を活かすには「設計」が欠かせない
自然素材は、
使えば心地よくなる魔法の素材ではありません。
・どこに使うか
・どの面積で使うか
・光や風とどう組み合わせるか
これらを設計で整理して初めて、
素材が活きてきます。
特に伊勢崎市では、
日射・風・周辺環境との関係を読みながら、
素材の使い方を決める必要があります。
自然素材は、
設計力がそのまま結果に表れる要素です。
では、大進建設では自然素材をどう扱っているのか
大進建設では、
自然素材を「特別な仕様」や
「オプション」として扱っていません。
まず前提として大切にしているのが、
**敷地環境調査**です。
・その土地にどんな光が入るのか
・風はどこからどう抜けるのか
・周囲との距離感や視線はどうか
これらを読み解いたうえで、
素材をどう使うかを決めています。
自然素材ありきではなく、
「この場所で、どんな暮らしが心地よいか」
から逆算して素材を選びます。
さらに大進建設の家づくりの根底には、
設計思想「ときのあ」があります。
光と影、余白、時間の流れ。
日本建築が大切にしてきた
“間(ま)”の考え方を、
現代の暮らしに落とし込む設計です。
自然素材は、
この「間」を成立させるための要素のひとつ。
だからこそ、
使いすぎることもなく、
足りなくなることもありません。
設計の中で、
必要な場所に、必要な分だけ。
その結果として、
自然素材が無理なく暮らしに馴染みます。
自然素材を「贅沢」にしないために
自然素材を贅沢にしてしまう原因は、
素材そのものではありません。
・目的が曖昧なまま使う
・流行で選んでしまう
・暮らしとの接続が弱い
こうした状態で使うと、
コストだけが目立ってしまいます。
大進建設では、
「なぜこの素材なのか」
「この家の暮らしにどうつながるのか」
を必ず設計で言語化します。
だからこそ、
自然素材は贅沢ではなく、
暮らしの質を支える要素になります。
まとめ|自然素材は「価値観を映す素材」
伊勢崎市で自然素材の家を考えるとき、
大切なのは価格比較ではありません。
・どんな時間を家で過ごしたいか
・何を心地よいと感じるか
・暮らしに何を求めるか
自然素材は、
その価値観を空間に映すための素材です。
大進建設では、
敷地環境調査と設計思想を軸に、
自然素材を「暮らしに必要な分だけ」使います。
贅沢かどうかではなく、
自分たちの暮らしに必要かどうか。
その視点で考えることで、
自然素材は、現実的で意味のある選択肢になります。
関連ページ
・大進建設 公式サイト
https://www.dkensetu.co.jp/
・設計思想「ときのあ」
https://www.dkensetu.co.jp/concept/
・施工事例を見る
https://www.dkensetu.co.jp/case/
・敷地環境調査について
https://www.dkensetu.co.jp/concept/sekkei/




